本編解析(SMアローラ編)

アローラ編第107話(通算1058話)「走れカキ!己を超えて!!」


【基本情報】

SM/アローラ編第107話(通算1058話)
走れカキ!己を超えて!!
本放送:2019年2月3日

【本編のあらすじ】

ポニ島での自由研究も4日目。ともにカプ・レヒレとのバトルを望むサトシとカキは、カプ・レヒレを祀る彼岸の遺跡まで競争で張り合い、さらにダブルバトルで張り合う。しかしそれがカプ・レヒレの怒りを買ってしまい、サトシとポケモン達は結界に捕らわれてしまう。突然現れた謎の老人によれば、時間内にカプ・テテフの鱗粉を手に入れなければサトシ達の命がないという。カキはリザードンとともに急ぎアーカラ島へ向かうが……。

【主な制作スタッフ】

脚本   :米村正二
絵コンテ :浅田裕二
演出   :浅田裕二
副監督  :小平麻紀
総作画監督:中野悟史
作画監督 :岩根雅明(原画もひとりで担当)、志村泉

【使用曲】

OP 
キミの冒険

ED 
心のノート

【レギュラーキャラ以外の登場キャラクター】

(CV:竹内順子)
最初の頃より人当たりがだいぶ良くなっている。「ポニ大根は採れたてを洗ってかじるのが一番」と豪語するが、マオの料理も認めており、その味に感激している。

ソフウ(CV:魚建)
ハプウの祖父で、高下駄を履いた老人。「彼岸の遺跡を傷つけた」ことでカプ・レヒレの怒りを買ったとし、「水時計の水が落ちきるまでに、カプ・テテフの鱗粉を取ってこい」と、残されたカキに試練を与えた。
故人であり、実体はカプ・レヒレが見せたもの。サトシ達には最後まで名乗ることはなかった。


カキのリザードンはもともと彼のポケモン。リザードンと心をひとつにする【つばめがえし】の教えを思い出させた。故人であり、実体はカプ・レヒレが見せたもの。

【登場したポケモン】

(手持ちポケモン)

【サトシ】

(CV:大谷育江)
技:でんこうせっか、エレキネット、10まんボルト、アイアンテール
ダブルバトルに選出。

(CV:西村ちなみ)
技:ほのおのキバ、ニトロチャージ、ひのこ、リベンジ
ダブルバトルに選出。

【リーリエ】

アローラロコン(NN:シロン)(CV:上田麗奈)

【カキ】

(CV:三宅健太)
技:ドラゴンテール、からをやぶる、かえんほうしゃ、トラップシェル
ダブルバトルに選出。

(CV:
技:かえんほうしゃ、きりさく、ほのおのパンチ、つばめがえし、ファイナルダイブクラッシュ(ヒコウZワザ)
カプ・レヒレの結界に唯一捕らわれなかった。サトシ達を救うためアーカラ島の命の遺跡まで飛び、そのままカプ・テテフと対戦。パワーの差に防戦一方だったが、幼少期の想い出を思い出したカキと”ひとつになり”、追尾する【サイケこうせん】を引きつけ【つばめがえし】で急旋回し、カプ・テテフへの攻撃に利用する戦術を見せる。

しかしポニからアーカラへの往復、加えてカプ・テテフとのバトルで疲労がたまり、ポニ島に戻ってきた直後に力尽き倒れてしまった。その後試練を達成したことで、カプ・テテフの鱗粉の効果で体力を回復し、さらにカプ・レヒレから【ヒコウZ】を授かったことで、Zワザ【ファイナルダイブクラッシュ】が使用可能になった。

アローラガラガラ(CV:武隈史子)
技:アイアンヘッド、ホネブーメラン、シャドーボーン
ダブルバトルに選出。

【マオ】

アマージョ(CV:藤村知可)

【スイレン】

(CV:清水理沙)
進化したことで、より大きなバルーンを作り出せるようになった。

イーブイ(NN:ナギサ)(CV:金魚わかな)

【マーマネ】

トゲデマル(CV:かないみか)
クワガノンの上が定位置になった。

(CV:うえだゆうじ)
ポニ大根掘りを手伝い。繊細なハサミさばきを見せた。

【ハプウ】

ゴルーグ(CV:中川慶一)、バンバドロ
マオ達と別れた直後に出された。本人は「寂しくておぬしらを出したわけじゃないからの」と強がっている。

(野生ポケモン)

カプ・レヒレ
ポニ島の守り神。彼岸の遺跡を傷つけた怒りとしてサトシ達を結界に閉じ込め、カキに試練を与えた。その試練を達成したことで、カキに【ヒコウZ】を授けた。自らの力で、ソフウやカキの祖父の幻を作り出した。

(CV:清水理沙)
技:サイケこうせん、サイコショック
アーカラ島の守り神。鱗粉を求めるカキにきまぐれに振る舞いながら、バトルを挑ませる。パワーの差を見せつけるが、【つばめがえし】でのカキの勇気を認め満足したのか、鱗粉を与えて去っていった。

(その他)

なし

(モブキャラ)

なし

【ロケット団の行動】

(本編出演なし)

【アイキャッチのキャラ】

クワガノン

Aパートコール:ソフウ

【ポケもんだい】

出題者:カキ

Q,今回カキがバトルした、島の守り神は?

A,青:カプ・コケコ ◎赤:カプ・テテフ 緑:カプ・ブルル 黄:カプ・レヒレ

ショートアニメは夕食時のポケモンセンターにて。試練で全力疾走したカキ。疲れからか、夕食最中にもうたた寝してしまうほどだった。
このくだりは次回予告ナレーションにもつながっている。

(ポケもんだいスタッフ)

構成   :吉川兆二
絵コンテ :小平麻紀
演出   :小平麻紀
総作画監督:中野悟史
作画監督 :中矢利子
原画   :山崎玲愛

【名(迷)セリフ】

(結界が解かれ、サトシを試すように言うソフウ。)
「逃げたければ行ってもよいぞ?」
「え?」
「その代わり、カキの命をもらう」
「……!」
「どういうことロト!?」
「奴はおぬしらを置いて逃げたんじゃ。もう戻ってこん」
「カキはそんな奴じゃないよ!」
「どうかのう……?」
「絶対戻ってくるさ!俺達は仲間だもん!」
「ほう、行かぬのか」
「待つんだ、カキを!」
(ソフウ/サトシ/ロトム図鑑)

「サトシ……俺は人を、ポケモンを、仲間を守るためなら、己の魂を炎のごとく燃やす……!それが、命を育てる炎の使い手だぁーー!!うおおぉぉーーー!!」
(カキ)

「俺の全身、全霊、全力!すべてのZよ、アーカラの大地を駆ける熱き風となって飛べ!【ファイナルダイブクラッシュ】!!」
(カキ)

【memo】

・本編にあわせ、OPのアシマリとデンヂムシがそれぞれオシャマリとクワガノンに進化。(一部だけアシマリのまま変わっていない)

・サトシとカキが彼岸の遺跡へ急ぐなか、リーリエ・マオ・マーマネは、マオが朝食に出してくれたポニ大根を使った料理(ポトフ・クッキー・マラサダドーナツ)を、ポニ大根をよく知るハプウに感想を聞こうと彼女の家へ。スイレンは進化したてのオシャマリの特訓に打ち込んでいる。

「作った料理のほかに、島伝統の料理も知りたい」というマオに応え、ハプウは『もふもふ大根』という料理を伝授する。見た目はふわふわの衣に包まれた、ひとくちサイズのポニ大根。食べると大根のシャキシャキ感が残っており、マーマネいわく「おやつ感覚で食べられる」

・彼岸の遺跡までの道のりを張り合って進むサトシとカキ。早く着いたほうがカプ・レヒレに挑む条件で競争するが、結果は全くの同着。そこでどちらと戦うかカプ・レヒレに決めてもらうため、ダブルバトルで熱意を伝えようとする(サトシがグラジオと戦った際にカプ・レヒレが顔を出したことから)。

しかし急に深い霧がたちこめ、その直後サトシとポケモン達が結界に閉じ込められてしまう。現れた老人(ソフウ)いわく「彼岸の遺跡を傷つけた罪は、命を持って償わねばならん」と言い放ち、「水時計の水が落ちきるまでに、カプ・テテフの鱗粉を持ってこい。間に合わなければサトシ達の命はない」と告げた。

・今回の彼岸の遺跡での試練のやりとりは、『走れメロス』のオマージュ。試練の最中はずっと霧がたちこめている。