本編解析(SMアローラ編)

アローラ編第89話(通算1040話)「光と闇のプリズム、その名はネクロズマ!」


【基本情報】

SM/アローラ編第89話(通算1040話)
光と闇のプリズム、その名はネクロズマ!
本放送:2018年9月6日

【本編のあらすじ】

ソルガレオを取り込みウルトラホールの先へ姿を消した、謎のウルトラビースト【UB:BLACK】。サトシ達は復活したルナアーラとともに、ウルトラホールを渡り再び異世界へと乗り込んだ。そこでサトシのベベノムの仲間である、ベベノムの群れとその長・アーゴヨンと出会う。テレパシーを扱えるアーゴヨンから語られる、【かがやき様の伝説】の真実とは一体……。

【主な制作スタッフ】

脚本  :米村正二
絵コンテ :浅田裕二
演出  :浅田裕二
副監督  :小平麻紀
総作画監督:中野悟史
作画監督 :岩根雅明(原画もひとりで担当)、志村泉

【曲情報】

OP 
未来コネクション

ED 
ジャリボーイ・ジャリガール

【レギュラー以外の登場キャラクター】

バーネット博士(CV:國立幸)、ルザミーネ(CV:木下紗華)、ビッケ(CV:藤村知可)、ザオボー(CV:真殿光昭)
ソルガレオ救出のためにウルトラホールの先へ向かおうとするサトシ達に、当初は戻ってこられるかもわからないリスクの大きさに難色を示していたが、リーリエやグラジオの説得を受け入れ、一行のサポートに尽力。日輪の祭壇奥の壁画の古代文字を解読した。

ザオボーはククイ博士とともにロケット団(マトリ・マトリックス)の行動を警戒し、光学迷彩を見抜いて侵略を阻止・対峙した。

 

グラジオ(CV:岡本信彦)
7人目のウルトラガーディアンズとして、サトシ達と共闘中。ルナアーラ追跡よりもアーゴヨン達を優先するサトシ達に難色を示したり、『アローラでマナーロ』の風習にならいパワーを分かち合おう、というサトシ達の作戦に当初理解ができなかったが、最終的には賛同している。

 

マトリ(CV:浅井清己)、ゴズ(CV:酒井敬幸)
ロケット団の精鋭部隊【マトリ・マトリックス】を率いり、アローラ地方に乗り込む。ゴズのメガストーンはネックレス状で、普段は制服の下に隠れている。

 

ロケット団員(CV:西村ちなみ、岩崎諒太)
マトリとゴズの部下で、精鋭部隊【マトリ・マトリックス】の一員。

【登場したポケモン】

(手持ちポケモン)

【サトシ】
ピカチュウ(CV:大谷育江)
技:スパーキングギガボルト(デンキZワザ)

(CV:愛河里花子)
自分の故郷(ウルトラホールの先の世界)に入った時やアーゴヨンと再会した際には喜びを見せている。『光を失った故郷の仲間達の新天地を探すため』という、自身がアローラに来た目的が明かされた。

 

【リーリエ】
アローラロコン(NN:シロン)

 

【カキ】
リザードン(CV:石塚運昇)
技:かえんほうしゃ
ウルトラホール間の空中移動時にライド。ベベノム達の攻撃を迎撃した。

アローラガラガラ
技:ダイナミックフルフレイム(ホノオZワザ)

 

【マオ】
アマージョ(CV:藤村知可)

 

【スイレン】
アシマリ(CV:愛河里花子)
技:スーパーアクアトルネード(ミズZワザ)

 

【マーマネ】
トゲデマル(CV:かないみか)

 

【グラジオ】
(CV:櫻井トオル)
技:エアスラッシュ、ウルトラダッシュアタック(ノーマルZワザ)
日食ネクロズマに襲われるルナアーラに加勢した。その際グラジオが直接背中に乗っている。グラジオが旅で得たノーマルZによって、Zワザ【ウルトラダッシュアタック】を使用した。

オンバーン
空中移動時にライドした。

 

【ククイ博士】

技:ブレイブバード、いわなだれ
光学迷彩で姿を隠すロケット団(マトリ・マトリックス)の飛空艇を襲撃。メガボスゴドラに倒される。

 

【ザオボー】

技:シャドーボール

(CV:サンシャイン池崎)
技:サイコキネシス

ともにロケット団(マトリ・マトリックス)の飛空艇を襲撃。メガボスゴドラに倒される。

 

【マトリ】
アローラニャース

 

【ゴズ】
/ メガボスゴドラ
技:ヘビーボンバー
ククイ博士とザオボーの持つ3体と直接対決。開幕からメガシンカし、3体同時に一撃で倒した。

(野生ポケモン)


ネクロズマとの戦闘で傷つくも、ポケモンスクール地下基地で治療を受け復活。ソルガレオ救出のためサトシ達とともにウルトラホールの先の世界へ乗り込んだ。ウルトラホール開放時は、額にある”第3の目”が開く。サトシ達がアーゴヨンと出会っている間に飛び去るが、その後日食ネクロズマと戦闘になり、追い詰められる。

 

ベベノム(群れ)
技:ようかいえき
ウルトラホールの先の世界にいた、サトシのベベノムの仲間。はじめは警戒しサトシ達を攻撃したが、ベベノムが説得して仲間だと認識させた。

 

(CV:鳳芳野)
ベベノムの進化系であり、ベベノム達の群れの長。“テレパシー”を用いて人間と直接会話ができ、サトシ達を『針のない者たち』と呼んだ。当初は老齢と疲労からあまり動けなかったが、オボンの実をもらい回復する。「ネクロズマを放っておいて欲しい」と頼んだうえで、サトシ達に【かがやき様の伝説】の真実を語った。

 

(たそがれのたてがみ) / 日食ネクロズマ
技:フォトンゲイザー、メタルクロー、サイコカッター
光を失ったネクロズマがソルガレオを取り込んだ姿。ルナアーラに襲いかかった。

(その他)

ガブリアス、メタング、フライゴン、ハクリュー、チルタリス
ウルトラホール間の空中移動時にライドした。

(モブキャラ)

アローラナッシー
ルナアーラとウルトラガーディアンズが飛び立つ際に登場。

【ロケット団の行動】

やる気が戻り、マトリ達よりも先にルナアーラとネクロズマを捕まえて出し抜いてやろうと躍起になる。その後ゴズ達の戦闘の模様を気球から見ていた。開いたままのウルトラホールに標的がいるのはわかっているが、危険を考え乗り込むことはせず、サトシ達がウルトラホールから帰還したところを狙おうという、いつもの悪役らしい作戦を考え付いたのだった。

なぜか途中からムサシの語尾が「○○っしょ」で統一されている。



闇のゲームが始まりそうなムサシさんと、戦闘力が爆上がりそうなコジロウさん

(手持ちポケモン)

ニャース(CV:犬山イヌコ)

 

【ムサシ】
ソーナンス(CV:うえだゆうじ)

【アイキャッチのキャラ】

ベベノム

Aパートコール:アーゴヨン

【ポケもんだい】

出題者:ロトム図鑑
Q,今回登場する、”サトシのベベノムの仲間”は?

A,◎青:アーゴヨン 赤:アリアドス 緑:カプ・レヒレ 黄:ルナアーラ
ショートアニメはポケモンスクール地下基地にて。古代文字解読に疲れたバーネット博士を労ってくれたのはピクシー。彼女の好みであるグランブルマウンテンを持ってきてくれて、その意思疎通ぶりにハイタッチを交わした。

(スタッフ)
脚本  :吉川兆二
絵コンテ :小平麻紀
演出  :小平麻紀
総作画監督:中野悟史
作画監督 :中矢利子
原画  :坂田愛子

【名(迷)セリフ】

(日食ネクロズマと戦うルナアーラに加勢するグラジオとシルヴァディ。)
「もう一度エア……」
「待ってくれグラジオ!」
「え!?ネクロズマをこのままにしておけば、ソルガレオもルナアーラも失うことになる!」
「それは……」
「やがてアローラにも闇が訪れるかもしれない!それでもいいのか!?」
「よくないよ……でも、ネクロズマを追い払ったら、ベベノムの世界が救われない。だから俺は、全部助ける!」
「全部だと?」
「お兄様、私もサトシの意見に賛成です!」
「俺もだ!」
「私も!」
「僕も!」
「あたしも!」
「僕もロト!」
「じゃあどうやって!?」
「……ネクロズマはウルトラオーラが欲しくて、それで、ソルガレオとルナアーラを取り込もうとして……それは、お腹がペコペコだから……ん?」

(回想シーン。『アローラでマナーロ』にならい、サトシがマーマネに食べ物を分ける。)

「そうだ!困ったときはお互いさマッギョ、マンキー、マンタイン!だよ!」
「……はぁ?」
「『アローラでマナーロ』ってことか?」
「何を言ってるんだ?」
「『アローラ』は”分かち合う”!」
「『マナーロ』は、”あなたと私はともに生きていきます”って意味!」
「分かち合う!?何を?」
「パワー、みたいなもの」
「そうだ、Zパワーだ!」
「Zパワーはウルトラオーラと密接な関係があると、バーネット博士が言ってたロト!」
「つまり、Zパワーをネクロズマと分かち合って、ともに生きていく!」
「ネクロズマがZパワーでお腹いっぱいになったら、ソルガレオを解放してくれるかもしれないもんね!」
「……!」
「それだ!」
「やろう!」
「グラジオ!」
「……わかった!」
(グラジオ/サトシ/リーリエ/カキ/スイレン/マーマネ/マオ/ロトム図鑑)

【memo】

・アーゴヨンがテレパシーを使い、サトシ達に見せたのはかつてアーゴヨン達が棲んでいた、自然豊かな世界。もともとはネクロズマ(かがやき様)の光によって満たされていたという。しかし、突如落ちてきた巨大な隕石からアーゴヨン達をかばい、傷つき光を失ったネクロズマは、永い眠りについた(この姿をサトシ達が【UB:BLACK】と呼ぶ)。光を失った世界は、植物が枯れ大地も荒れ果てた。

わずかな光で暮らすことを余儀なくされ、新天地を探そうとするも老齢のアーゴヨンには叶わず、その役目を1匹のベベノムに託された(それがサトシのベベノム)。

チャンスが訪れたのは、ソルガレオとルナアーラがウルトラホールからアーゴヨン達の世界に現れたとき。2匹から”光”を吸収し復活するため、ネクロズマは眠りから覚醒したという(ここでいう”光”は、ウルトラオーラを指す)。

 

・アニメ本編回でテレパシーを使用したポケモンは、カントー編番外編3「ルージュラのクリスマス」のラプラスXY&Z編レギュラーのジガルデ・コア(Z1/プニちゃん)に次いで3例目か。

 

・アーゴヨン達の世界を救ってあげたい、しかしそれでは本来の目的である、取り込まれたソルガレオの救出が叶わない。強硬手段に出ようとするグラジオをぐっと引き留め、サトシ達は先日授業で習った『アローラでマナーロ』の風習にならい、ネクロズマにパワーを分け与えようと発案。ウルトラオーラと関係の深いZパワー、つまりZワザをぶつければネクロズマに変化があるのではないかと、行動に出るのだった。

 

・バーネット博士が解読した、日輪の祭壇奥にあった壁画の古代文字。

かがやき様は光を出し尽くし、闇に飲まれた。そして、アローラにも再び闇が広がり始めた。人々は、これまで分け与えてもらった光を、今度は自分達からかがやき様に分け与えようと思い立った。太陽の化身・月の化身も現れ、ポケモンと一緒に祈りを捧げた。するとその祈りはかがやき様に届き、光を取り戻した。そしてアローラは、再び美しい世界になった。