もくじ
【基本情報】
カントー編第31話(通算31話)
ディグダがいっぱい!
本放送:1997年10月28日
【本編のあらすじ】
次のジムがあるセキシクシティを目指すが、山の中で道に迷ったサトシ達。すると突然山の中から爆発が。そこではダムの建設工事が行われているが、野生のディグダが邪魔をしており、それを撃退するためにポケモントレーナーを募っていた。ライバルのシゲルをはじめ沢山のトレーナーが集まりディグダ撃退作戦がはじまるが、なんと不思議なことに、モンスターボールを投げてもポケモンが現れず…!
【主な制作スタッフ】
脚本 :首藤剛志
絵コンテ:横田和
演出 :大町繁
作画監督:武田優作
【曲情報】
OP
めざせポケモンマスター
ED
ニャースのうた
【レギュラー以外の登場キャラクター】
監督(CV:江川央生)
ディグダによってダム工事(ご近所山脈1番のオオツゴウダム)が捗らないことを嘆いており、ディグダ撃退のために優秀なポケモントレーナーを募っていた。サトシを「ビリッケツの4番くん!」と呼ぶ。
しかしディグダの行動の真意に気づいてからは自らの行為を嘆いていた。
シゲル(CV:小林優子)
サトシのライバル。ポケモントレーナーの募集と聞いて団体連れで現れた。連れている女たちは「お友達」。自分が1番、サトシを「4番目」と馬鹿にする。ポケモンがバトルを拒否し、バトルができないと知った以上、足早に退散した。
ちなみに、ボールからポケモンを出す前にボールにキスをするアクションを見せる。
【登場したポケモン】
(手持ち)
【サトシ】
ピカチュウ(CV:大谷育江)
技:10まんボルト
野生のディグダがいることに最初に気がつき、友達になる。サトシがディグダと戦おうとしたのを×印のジェスチャーをして制止した。
ゼニガメ(CV:愛河里花子)、
ヒトカゲ(CV:三木眞一郎)、
フシギダネ(CV:林原めぐみ)
対ロケット団に全員まとめて参戦。しかし特に活躍はせず。
(野生)
ディグダ(CV:白石文子、西村ちなみ、辻香織)
大量に生息する。ダム工事の邪魔をするとして工事の人間からは嫌われているが、トレーナーの投げたモンスターボールを律儀に持ち主に返していった。地中に逃げるスピードは光の速さと同等。
ダグトリオと共に植樹をしていた。
ダグトリオ(CV:小西克幸)
ディグダと共に土を耕し植樹をしていた。
(モブキャラ)
コラッタ、ポッポ
工事現場周辺の野生ポケモン。
オニスズメ、キャタピー、コダック、ピジョン、ラッキー、スピアー、イワーク
シゲルの語り、ディグダとの体長比較にて。
ポッポ、コラッタ、ナゾノクサ
ダムによって森がなくなった想像図にて。
【ロケット団の行動】
昼食はムサシはカレー、コジロウはお茶漬け、しかし爆発によって台無しに。この食べ物の恨みを晴らすべく、ディグダ撃退に集まったトレーナーのポケモンを狙うが、またやられるのではないかといつになく自信がなさげ。そこでアーボとドガースの進化を狙う。しかし進化できずに涙を流したその瞬間、進化の光を見せてアーボックとマタドガスに同時に進化した。
その後ディグダ達の植樹を見届けたサトシ達の前に現れ進化した2匹の力を見せつけるが、ディグダとダグトリオによって運ばれた挙句ダム建設現場に突っ込まれ、生き埋めにされた。
口上は「ラブリーチャーミーな敵役」以下ニャースに強制省略される。
ニャース(CV:犬山犬子)
昼食は抜いてダイエットしているらしい。
【ムサシ】
アーボ →
アーボック(CV:坂口候一)
技:あなをほる
【コジロウ】
ドガース →
マタドガス(CV:石塚運昇)
技:スモッグ
アーボックの【あなをほる】の後、ディグダ達が一斉に寄ってきてボコボコにされた。
【アイキャッチのキャラ】
ディグダ
【名(迷)セリフ】
・(爆発の現場を見て)「埋蔵金の特番か、はたまたウルトラ戦隊もの!」「世界が違う!」(コジロウ/ムサシ)
世界も違うし番組が違う。
・(シゲルの連れに「おじさま」と言われて)「お、おじさま…」「老けてるけどちょっと言いすぎよね」「おじさまでも…おじさまでも自分は構いません!電話番号でもポケベル番号でも、いや郵便番号でも構いませーん!!」(タケシ/カスミ)
・「電話のかけ間違いには気をつけてニャー。ゼロゼロニャンダフル」(ニャース)
・(4番目と言われたのを引きずるサトシ。)「そうさ!俺はサトシさ、サトシ、サトシの“シ”は4番目ぇ…」「気をしっかり持て!俺もタケシだ!」「あたしもムサシー!」(サトシ/タケシ/ムサシ)
【memo】
・ムサシとコジロウのロケット団所属番号は、国際電話の番号よりもケタが多いらしい。
・なぜかボールを投げてもポケモンが現れなかった(ボールが開いても強制的に戻されてしまう)。これはシゲルいわく「ポケモンがディグダと戦うのを嫌がっている」ため。
・ディグダとダグトリオがダム工事を邪魔していた理由、それは自らが植樹をして自然を保護しようとしていたため。人間のエゴによる土地開発をやめさせるために行っていたのだった。
・この出来事を機に、サトシは出会ったポケモンを見境なくゲットしようとする姿勢を改めるようになった。