本編解析(無印ジョウト編)

ジョウト編第28話(通算146話)「ヒワダジム!もりのバトルフィールド!!」


【基本情報】

ジョウト編第28話(通算146話)
ヒワダジム!もりのバトルフィールド!!
本放送:2000年4月20日

【本編のあらすじ】

いよいよ2個目のバッジを賭けたジム戦に挑むサトシ。相手はむしタイプの使い手・ツクシだ。今までのサトシの切り札だったリザードンに代わるほのおタイプ・ヒノアラシを先発させ有利に進められるかと思われたが、マイペースなヒノアラシは相変わらず背中の炎が燃えないとほのお技が出せない様子。果たしてバッジを獲得できるのだろうか……?

【主な制作スタッフ】

脚本 :米村正二
絵コンテ:横田和
演出 :大町繁
作画監督:たけだゆうさく

【曲情報】

OP 
OK!

ED 
ポケモンはらはらリレー

【レギュラー以外の登場キャラクター】

ツクシ(CV:石川寛美)
ヒワダジムのリーダーで、【歩く虫ポケ大百科】の異名を持つ少年。虫ポケモンには絶対の自信を持つ自信家で、生意気な口を利く。しかし決着後はサトシを新たなライバルと認め、握手を交わしたのだった。

審判(CV:小西克幸)
ジム戦の審判。

チエ(CV:雪乃五月)
ガンテツの孫娘。ジム戦後、ガンテツにボングリの実を預け出来上がった、ルアーボールとヘビーボールをサトシ達に届けに来た。

【登場したポケモン】

(手持ちポケモン)

【サトシ】
(CV:大谷育江)
技:こうそくいどう、10まんボルト
ジム戦3番手。トランセルの見かけ以上の素早さに驚くが、聴覚で相手の攻撃を察知し回避。【こうそくいどう】で素早さを上回り、相手に密着してからの【10まんボルト】でトランセルを倒す。しかし真打のストライクの【れんぞくぎり】で一気に削られ倒される。

(CV:かないみか)
技:つるのムチ、はっぱカッター、あまいかおり、たいあたり
ジム戦2番手。やる気を買われ相性不利にかかわらず選出されるが、イトマルの空中戦法に苦戦。しかし【あまいかおり】でイトマルの動きを止めた隙に【たいあたり】を決めイトマルを倒す(今回でジム戦初勝利を飾った)。トランセルには力押しが通じず【たいあたり】で倒される。

(CV:上田祐司)
技:かえんほうしゃ、たいあたり
ジム戦1番手。背中の”やる気の炎”が出ない序盤は回避に専念するも、イトマルの【いとをはく】で足を取られ、【どくばり】のダメージからやむを得ず交代。

お互い残り1体となった大将戦で再登場し、ストライクの【れんぞくぎり】を回避する過程でやっと背中の炎が灯り【かえんほうしゃ】を撃つが、相手の【つるぎのまい】の回転に弾かれてしまう。しかし、サトシのひらめきから【つるぎのまい】では防御できない上方向から【かえんほうしゃ】を浴びせ、とどめの【たいあたり】でストライクを倒し、勝利に貢献した。

 

【カスミ】
トゲピー(CV:こおろぎさとみ)

 

【ツクシ】

技:いとをはく、どくばり
ジム戦1番手。【いとをはく】で動きを封じ、【どくばり】で攻めてヒノアラシを交代まで追い込んだ。チコリータに対しては木から木へと【いとをはく】で動き回る空中戦を見せるが、【あまいかおり】で動きを止められた隙に【たいあたり】が直撃し倒される。


技:かたくなる、たいあたり
ジム戦2番手。見かけによらず高い能力を持ち、【かたくなる】を積み防御を高めたうえに、ジャンプしてからの【たいあたり】でチコリータを倒す。ピカチュウとは素早さを駆使して立ち回るが一歩劣り、密着されてからの【10まんボルト】で倒される。


技:かげぶんしん、きりさく、れんぞくぎり、つるぎのまい
ジム戦3番手。ピカチュウの【こうそくいどう】にも動じない冷静沈着さを持つ。【かげぶんしん】で翻弄し、【れんぞくぎり】の猛攻でピカチュウを倒す。続くヒノアラシの【かえんほうしゃ】を【つるぎのまい】で回転し弾く芸当を見せるが、横方向の防御が完璧でも上からの攻撃は弾けず、サトシのひらめきによる上からの【かえんほうしゃ】が直撃し、とどめの【たいあたり】で倒される。

(野生ポケモン)

なし

(その他)

なし

(モブキャラ)

キャタピー、トランセル、ビードル、コクーン
技:いとをはく
ヒワダジムに生息。ロケット団が入り込んだ際ウツボットの叫び声で察知し全員【いとをはく】で糸まみれにした。

【ジム戦/ライバル対決/リーグの戦績】

ヒワダジム 3対3シングル

○(ヒノアラシ→)チコリータ ‐ イトマル●
【あまいかおり】→【たいあたり】

●チコリータ ‐ トランセル○
【たいあたり】

○ピカチュウ ‐ トランセル●
【10まんボルト】

●ピカチュウ ‐ ストライク○
【れんぞくぎり】

○ヒノアラシ ‐ ストライク●
【かえんほうしゃ】→【たいあたり】

サトシが勝利したことで、インセクトバッジを獲得した。

【ロケット団の行動】

ヒワダジムに挑戦するサトシがジム戦に夢中になっている間にピカチュウを奪おうと、植物に擬態してヒワダジムに潜入するが、いつの間にか出ていたウツボットの叫び声にポケモン達が反応し、【いとをはく】で糸まみれにされる。

その後何事もなかったように外まで戻り、次は原点に返り地下から穴を掘っていく作戦に変更。しかし場所を少し見誤り、出てきた先はツクシのストライクの後ろ。しかもピカチュウの【10まんボルト】をまともに受ける。

エピローグでやっと地上に出られたが、またまたジムのポケモン達に袋叩きにされるのだった。

口上は穴の中で気をよくして、誰に言うでもなく述べた。前半は音頭調、名乗りはいつもの音楽とともに、締めのみ特別口上。
「地底を進むロケット団のふたりにはっと」
「トンネル開通、テープカットが待ってるぜ!」

(手持ちポケモン)

ニャース(CV:犬山犬子)

 

【コジロウ】
ウツボット(CV:愛河里花子)
ヒワダジム潜入時にいつの間にか出てきて叫んだせいで、ジムのポケモン達に気づかれた。

【アイキャッチのキャラ】

トランセル

【オーキド博士のポケモン講座】

【今日のポケモン】
No.032:ニドラン♂
耳をバタバタ動かすのは外敵を察知した合図。他のポケモンもこの習性を知っており、これをきっかけに周囲のポケモンが一斉に大移動したという例もあったとか。

本人いわく気をつけていたのだが、またしてもオーキドが毒針に刺される。(ニドラン系統が出ると恒例)

 

【ポケモン川柳】
とべるかな みみをばたばた ニドラン♂

【名(迷)セリフ】

「むしタイプに対してくさタイプを!?相性の悪さを覆す策でもあるのか…?」
「「それはない!」」
「相性の悪さなんか、お前のやる気で吹っ飛ばすんだ!」
「チコ!」
「「ほーらやっぱり…」」
(ツクシ/カスミ/タケシ/サトシ/チコリータ)
「ついにトンネル堀りも終わりなのね…」
「でもなんだなぁ、穴掘ってるとなんかこう、生きてるって感じがするっていうかー」
「からだ中に生気がみなぎるっていうかー」
「お金もかからニャいし性に合ってるのかもしれないニャー!」
(ムサシ/コジロウ/ニャース)

【memo】

カスミはジムに生息するキャタピーなどにはいつもの拒否反応を見せたが、ジム戦のツクシのポケモン達は特に拒絶していない。

・作画上カスミの口の動きに合わせて、トゲピーの口が動いているシーンが一部見られる。

・ツクシは梯子が倒れて木から自力で降りられなくなったのを、「サトシ達が来たことに驚いて梯子が倒れた」と、関係のないサトシに責任転嫁している。

・ツクシのトランセルが【かたくなる】を積みジャンプしてからの【たいあたり】は、周囲に砂煙を起こし、その揺れで葉っぱが落ちトランセル自身を擬態させて姿を隠した。サトシやピカチュウも一時相手を見失うが、ピカチュウはその状況下でもトランセルの【たいあたり】を聴覚で察知し、回避に成功した。

・ツクシのストライクのほのお技対策である【つるぎのまい】による回転防御。これではどの方向からでも防がれてしまうが、サトシはその【方向】に着目し『上方向であれば防御できないのでは』とひらめく。【つるぎのまい】に合わせてヒノアラシをジャンプさせ、さらに上空で回転しながら【かえんほうしゃ】を撃ち、とどめの【たいあたり】でストライクを破ったのだった。

・ジム戦後、ヒワダタウンを後にしようとしたサトシ達はガンテツにボングリの実を預けていたことを思い出す。そこにチエが出来上がったボールを届けてきてくれた。サトシとカスミはルアーボール、タケシはヘビーボールをそれぞれ受け取り、チエに見送られながらヒワダタウンを離れたのだった。